銘柄スクリーニング機能

株式投資において有効な方法の一つに、
各投資会社の提供する「銘柄スクリーニング機能」を利用して、
数ある上場企業の中から投資先を探す手法があります。

スクリーニング(screening)とは、直訳すると審査・選抜・選考や、ふるい分けといった意味になります。
株式の世界における銘柄スクリーニングも概ねその通りの意味になり、
具体的には、「自分の設定する条件によって、銘柄を抽出する」事になるのです。

各証券会社が、それぞれ無料で提供している銘柄スクリーニング機能には、
株式投資をする際に投資家が気にしなければならない、
各企業の財務関連指標、「PER(株価収益率)」「PBR(株価純資産倍率)」「ROE(自己資本利益率)」等を設定し、
その条件に合った銘柄のみを抽出してくれる便利なツールがあります。
多くの投資家が、このツールを使い、自分の望む条件にあった銘柄を見付け、投資の判断を行っています。

ここでは、その銘柄スクリーニング機能を使いこなす為、
代表的な財務関連指標のおおよその意味と数字の見方について確認してみましょう。

まず、PER(株価収益率)から見てみましょう。
PERは、その銘柄の株価の高低を判断する基準の一つです。
簡単に説明すると、「PERが高ければ、その株価は割高」「PERが低ければ、その株価は割安」となり、
一般的には「20倍」を目安に株価の高低を判断しています。
20倍以上なら割高、以下なら割安といった具合です。

次に、PBR(株価純資産倍率)も、株価の高低を判断する基準となります。
これも先のPERと同じく、数値が高ければ割高、低ければ割安といった形で判断します。
こちらの基準は「1倍」で、これを境に株価の高低を判断します。

ROE(株主資本利益率)は、その企業が株主から集めた資金を一年でどれだけ増やせたかを表します。
先のPER・PBRとは違い、その企業の経営センスを見る指標です。
この数字が高い程、その企業を経営しているセンス・質が高い事を示し、有望株かそうでないかを測る事が出来ます。

もちろん実際に株式を行う際は、これ以外の要素が多く重なる為、
この銘柄スクリーニング機能で見た数字が全てではありません。
しかし、例えばファンダメンタルズ分析等で長期的な予想を立て、
その中で有望な銘柄を探す際には非常に有効なツールとなります。

ぜひこの銘柄スクリーニング機能を有効に活用し、自分が投資する銘柄を見つけてください。