現物株式

投資の世界に足を踏み入れると分かる事ですが、
株式投資には、「現物取引(現物株式)」と「信用取引(信用株式)」の二種類が存在しています。
この二つは、主にそれぞれの対比で使われる事が多く見られます。

具体的には、「現物取引」は、『自分自身で株に投資出来る金額=株を購入出来る金額』となるのに対し、
「信用取引」は『株に投資出来る自己資金分を担保として、その三倍まで株を購入出来る』手法です。
当然ながら、株を購入出来る金額の大きい信用取引の方が、実際の取引において、利益も損失も大きくなります。

借りにの話になりますが、もしも、現物取引・信用取引の二つの手法で同時に、
同じ銘柄の株式を100円で購入した場合、
現物取引で100株購入出来るなら信用取引なら300株程購入出来る事になります。
この為、取引が上手く成立して利益が出た場合、信用取引は三倍の利益が見込めます。

しかし反面、利益が上手くいかず損失を計上した場合、信用取引は三倍の損となってしまいます。
信用取引は損益がどちらに転んでも、現物取引の三倍になる為、非常にリスク&リターンの大きな取引方法なのです。

この為、株式の世界では一般的に、初心者にお勧めなのは現物取引とされています。
ゆくゆくは信用取引を扱うにしても、まずは現物取引で経験を事が推奨されます。

ここでは、その現物取引について、もう少し触れてみましょう。
株式の現物取引の魅力で挙げられるのは、信用取引に対して、リスクが少ない事です。
もしも投資に失敗した場合でも、損失は投資金額分に留まる為、最悪でも借金を背負わずに済ませる事が出来ます。
また、現物取引は、株式取引の基本である、
「自己資金の許す範囲内で、安く株式を買い、値上がりを待って売却し利益を出す」という一連の流れを、
まずは練習がてら繰り返せるという魅力があります。

ゆくゆくは信用取引を行うにしても、まずは数か月から一年程度は現物取引の範囲に投資を留め、
別の部分の株式の魅力である株主優待制度等を受け取る事から始めてみましょう。