預株(よかぶ)制度

投資に少し慣れてきた人にお勧めなサービス・制度に、預株(よかぶ)があります。
これは、銀行に預金し、その預金金利を得るのに似ている制度で、
預株という名前の由来にもなっています。

この預株というサービスは、提供している証券会社に自分が保有している株式を預け、
逆日歩(ぎゃくひぶ)が発生した折に、貸し手となって貸し株料から利益を得るものです。
当然の事ながら、逆日歩が発生している銘柄でなければ預株料も発生しませんが、
現在は日常的に逆日歩は発生しており、
預株をしておけば貯金の利息を貰えるように、逆日歩による預株料収入を見込む事が出来ます。

この預株制度は、長期的に株式を保有する人や、株主優待目当てで株を持っている人に特に向いた制度です。
長期的に株を持つという事は、同時に長期的に株を寝かせてある状態でもある為、
どうせ寝かせておくなら、預株で利益を得た方がお得です。

さて、この預株制度で最も有名な証券会社は、2012年12月現在では、「松井証券」が最も名前が通っています。
松井証券の預株制度は、所持している株式について、サービスの申し込みを行う事で、
逆日歩が発生した場合、条件が整えば自動的に株式の貸し出しを日本証券金融に行い、
その手数料である品貸料(しながしりょう)を得て、
それを元手に顧客に預株料を支払う大変ユーザーライクなシステムとなっています。

手数料も掛からず、また、他の証券会社ではあまり取り扱っていないシステムの為、
多くの個人投資家がこのシステムを利用し利益を得ています。こちらの、株初心者.orgでもわかりやすく解説されています。

当然の事ながら、この預株システムに申し込んだからと言って、投資家個人の株主としての権利は損なわれません。
相場を見て、所持している銘柄を売りたくなったら自由に売却可能ですし、
所持している銘柄の企業から、しっかりと株主優待も受け取る事も出来るのです。

注意としては、松井証券に開設している口座の種類によっては、この預株制度を利用出来ない事です。
先物・オプション取引口座や信用取引口座がこれに該当する為、預株制度を利用したい場合は注意が必要です。